絵画展
この間、来院されたSさんが有名画家の絵画展に行って危ない目に
あった話をして下さいました。
私も同じ有名画家の絵画展に行って同じ目に遭ったので、笑い話
として、経験談を一緒に話しました。
私が有名画家の絵画展に行って遭ってしまった話なのですが、
私は新聞広告に「来場された方にはポスターをプレゼントします。」
と書いてあったので、ポスターをもらいに行きました。
その時、せっかく来たので絵画を観ていたら、スタッフの方に
「○○はお好きなんですか?良かったら原画がありますので観て
行きませんか?」
という誘いに乗ってしまい別室に連れて行かれたのですが、そこから
私とスタッフとの戦いが始まりました。
スタッフ:この作品の原画は世界に十数枚しかないので、この機会に
1枚購入されませんか?」
私:どのくらいの値段なんですか?
ス:今回は特別に100万円でお譲り出来ます。
私:100万円じゃ無理ですね。
ス:でもね、この値段でお譲り出来る機会はもうないですよ。
という様な押し問答が続き、
ス:では、ちょっと待って頂けますか?上の物を呼んできますので。
と、係長、課長、部長とだんだん偉い人が来ては同じ様な押し問答を
繰り返し、だんだん値段が下がっていきました。
そして、最後に「東日本統括本部長」が来て、値段が60万円になり、
東日本統括本部長の私への殺し文句が始まりました。
本部長:60万円という事は5年ローン60回払いだと1ヶ月の支払いは
利息を含めると1万ちょっとですよね。1ヶ月1万ちょっとで
○○が描いた原画が手に入るのですよ。その上、○○とは
この作品は二度と描かない。という契約をしているので、これを
購入すれば、世界中でこの原画を持っている十数人の中の一人に
加藤さんが入るのです。
タバコを吸われる方はタバコ代で1ヶ月1万円以上かかるので、
加藤さんがタバコを吸うのであればタバコを止めれば、この絵は
手に入るし、健康になるし、いい事ばかりじゃないですか。
私の心の声:1ヶ月1万ちょっとだったら買えそうだな。
と、心が揺らぎましたが、何とか購入せずに別室から逃げ出ました。
後からきた話ですが、この売り方は催眠商法というそうです。
施術所内で「私も同じ様な事を言われました。」と、Sさんと二人で
大笑いしました。
皆さんは催眠商法に引っかからない様にして下さい。
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